2010年 05月 06日
【第3回 九州遊会】 |
【第3回 九州遊会】「響きの考古学 其の2~響きの喪失・響きの再生」
■日 時:2010年5月15日(土)14:00~
■テーマ:「響きの考古学 其の2~響きの喪失・響きの再生」
■チューター:藤枝 守氏(作曲家・九州大学大学院芸術工学研究院教授)
■九州遊会ホームページ: http://yukaiq.jimdo.com/
■場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号
■電 話:092-215-3910(中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
※ 参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報いただけると助かります。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。
<第3回 九州遊会に寄せて>
“ゆがみ”は頑固ゆえ罪深い…。近代主義がもたらした“ゆがみ”もまた根深いようだ。
社会構造や経済はもとより、音楽の世界にも大きく影響を与えていると藤枝守氏
は前回の遊会で語った。知らぬ間にコントロールされてきた耳から一寸離れ、体
感して初めて気づく「耳」本来の感覚。藤枝守氏をチューターに迎えるシリーズ
第2回目は、響きの喪失と再生がテーマ。耳と目の感覚をしながら「平均律」の
実態を浮き彫りにする。そして終了後はあの詩人の響きに耳をすますため、西南
学院大学へなだれ込む…!(YUKIYO)
<チューターメッセージ>
前回は、『響きの考古学』をテキストにモノコードを使いながら、比率と音程の
関係、比率のかんたんな組み合わせのなかで生みだされる音階(旋法)を「耳」
によって確かめていきました。今回は、西欧において「平均律」にたどりつく過
程や、「平均律」が20世紀音楽になにをもたらしたのか、さらには、20世紀の前
衛音楽を越えるようなアメリカの作曲家たちにも目を向けていきます。そのなか
でもハリー・パーチとルー・ハリソンを中心に、音律への意識からどのような独
自の音楽手法、音楽実践がもたらされていったのかを、映像を通じてみていきた
いと思います。『響きの考古学』のなかの「現代の音律」を読んでおいてくださ
い。また、前回、好評だったモノコードの楽器製作ワークショップをこの夏に実
施できるように努力します。音律とは、あくまでも「耳」から思考であるという
ことをモノコードによって実感してほしいと思います。
なお、この日は、遊会終了後、詩人の伊藤比呂美さんの朗読会(19時から、西南
大学)に直行する予定です。時間ある方、ぜひ、参加してください。(藤枝 守)
■日 時:2010年5月15日(土)14:00~
■テーマ:「響きの考古学 其の2~響きの喪失・響きの再生」
■チューター:藤枝 守氏(作曲家・九州大学大学院芸術工学研究院教授)
■九州遊会ホームページ: http://yukaiq.jimdo.com/
■場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号
■電 話:092-215-3910(中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
※ 参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報いただけると助かります。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。
<第3回 九州遊会に寄せて>
“ゆがみ”は頑固ゆえ罪深い…。近代主義がもたらした“ゆがみ”もまた根深いようだ。
社会構造や経済はもとより、音楽の世界にも大きく影響を与えていると藤枝守氏
は前回の遊会で語った。知らぬ間にコントロールされてきた耳から一寸離れ、体
感して初めて気づく「耳」本来の感覚。藤枝守氏をチューターに迎えるシリーズ
第2回目は、響きの喪失と再生がテーマ。耳と目の感覚をしながら「平均律」の
実態を浮き彫りにする。そして終了後はあの詩人の響きに耳をすますため、西南
学院大学へなだれ込む…!(YUKIYO)
<チューターメッセージ>
前回は、『響きの考古学』をテキストにモノコードを使いながら、比率と音程の
関係、比率のかんたんな組み合わせのなかで生みだされる音階(旋法)を「耳」
によって確かめていきました。今回は、西欧において「平均律」にたどりつく過
程や、「平均律」が20世紀音楽になにをもたらしたのか、さらには、20世紀の前
衛音楽を越えるようなアメリカの作曲家たちにも目を向けていきます。そのなか
でもハリー・パーチとルー・ハリソンを中心に、音律への意識からどのような独
自の音楽手法、音楽実践がもたらされていったのかを、映像を通じてみていきた
いと思います。『響きの考古学』のなかの「現代の音律」を読んでおいてくださ
い。また、前回、好評だったモノコードの楽器製作ワークショップをこの夏に実
施できるように努力します。音律とは、あくまでも「耳」から思考であるという
ことをモノコードによって実感してほしいと思います。
なお、この日は、遊会終了後、詩人の伊藤比呂美さんの朗読会(19時から、西南
大学)に直行する予定です。時間ある方、ぜひ、参加してください。(藤枝 守)
by mamorufujieda
| 2010-05-06 20:10
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