2010年 05月 07日
ダブリン<ひまわり>計画 |
昨日は、八雲のお墓訪問の不思議な光景について語りましたが、今朝、ダブリンのアンサンブルYurodnyのリーダーからメールでアイルランドのArts Councilに無事に申請できたとのこと。そのプロジェクトは、"Patterns of Plants: HI-MAWARI speaks" A micro-opera by Mamoru Fujieda :八雲の「怪談」から「向日葵(ひまわり」のシチュエーションに基づき、そこに登場するケルトハープ弾きと、そこで歌われるアイルランド詩人トーマス・ムーアのテキストを絡めながら、一場だけのオペラ的な作品ができないかとも思っています。そのすべてのメロディは、向日葵のデータ(いま、東京自宅のバルコニーに向日葵の種をまき、育ててますが、この花からデータをとりたい)によって「植物文様」と同じような作曲をするつまりです。原作では、煉瓦職人のような見た目のよくない男がハープをひいてますが、あらたなマイクロオペラ版では、女性のハープ弾きがムーアの詩を歌いながら演奏するような曲をつくりたいですね。あとは、Arts Councilからのいい知らせをまつばかりです。
by mamorufujieda
| 2010-05-07 19:13
| 近況