2010年 01月 06日
植物文様ダブリン計画-04 |
12月8日にダブリンから帰国してから、コンサートや大学の催しなどが目尻押しだったため、ブログを一ヶ月も怠けていました。12月のことなどを振り返りながら、しばらく綴っていきます。
ダブリンには9日間くらい滞在。ダブリン市内ではなく、YurodnyのリーダーのNickが住んでいるダンレアリーというダブリンから電車で20分くらいの港町にいました。この町はイギリスからのフェリーが行き来する埠頭があり、ダブリン湾を一望できるので、なんとなく博多湾を思い出しました。滞在先はホテルでなく、いわゆる民宿。こっちではB&Bといって、ベッドと朝食が用意されていますが、朝食は、アイリッシュ・スタイルでベーコンに卵、焼きトマト、ビーンズというまったく同じメニュー。でも、かなりのボリューム。この宿から埠頭まで歩いて5分程度。ガイドブックによると近くジェームス・ジョイス・タワーがあるとかで、そこまで散歩してみました。タワーとは円筒形をした要塞のことで、ナポレオンの侵攻に備えて築かれたとのこと。ジョイスは、この地で「ユリシーズ」の着想を得たとかで、この要塞がジョイスの記念館になっていました。ただし、夏の間だけのオープンで、結局は、そのタワーをぐるっとみるだけ。
このダンレアリーに着いて、次の日から毎日練習。初日はNickの家のリビングで、次の日はダブリン市内のゲーテ協会で。メンバーは9人くらい。まだ、譜面みたばっかりといった感じでしたが、このグループの特徴は、それぞれの音楽的なバックグランドが異なるメンバーが集まっている点。いわゆる現代音楽アンサンブルとは雰囲気が違ってて、でも、みんな仲がいい。どんなバックグラウンドかというと、リーダーでサックスのNIckはもともとジャズ出身でユダヤ系。バイオリンのCoraは、バリバリのクラシックの演奏家で2-3日前にメンデルスゾーンのコンチェルトを演奏したとのこと。彼女のお父さんがアイルランドで有名なトラッドの演奏家でプロデューサーで、たしか名前がドーナル・ラニー。沖縄に数年前に住んでたとかで日本人の音楽家と結婚してるとかーー。また、バイオリンのAdrianはトラッド、同じバイオリン(実際にはヴィオラパートを演奏してもらった)のOlegは、ロシアン・ジプシーの名手。チェロのKateは、伝統的なものから現代までレパートリーが広い。アコーディオンのFrancescoはイタリア人だが、ジャズピアノや民族打楽器をこなすマルチプレイヤー、などなどといった感じでした。
この続きは、また明日ーー。
ゲーテ協会での練習風景
ダブリンには9日間くらい滞在。ダブリン市内ではなく、YurodnyのリーダーのNickが住んでいるダンレアリーというダブリンから電車で20分くらいの港町にいました。この町はイギリスからのフェリーが行き来する埠頭があり、ダブリン湾を一望できるので、なんとなく博多湾を思い出しました。滞在先はホテルでなく、いわゆる民宿。こっちではB&Bといって、ベッドと朝食が用意されていますが、朝食は、アイリッシュ・スタイルでベーコンに卵、焼きトマト、ビーンズというまったく同じメニュー。でも、かなりのボリューム。この宿から埠頭まで歩いて5分程度。ガイドブックによると近くジェームス・ジョイス・タワーがあるとかで、そこまで散歩してみました。タワーとは円筒形をした要塞のことで、ナポレオンの侵攻に備えて築かれたとのこと。ジョイスは、この地で「ユリシーズ」の着想を得たとかで、この要塞がジョイスの記念館になっていました。ただし、夏の間だけのオープンで、結局は、そのタワーをぐるっとみるだけ。
このダンレアリーに着いて、次の日から毎日練習。初日はNickの家のリビングで、次の日はダブリン市内のゲーテ協会で。メンバーは9人くらい。まだ、譜面みたばっかりといった感じでしたが、このグループの特徴は、それぞれの音楽的なバックグランドが異なるメンバーが集まっている点。いわゆる現代音楽アンサンブルとは雰囲気が違ってて、でも、みんな仲がいい。どんなバックグラウンドかというと、リーダーでサックスのNIckはもともとジャズ出身でユダヤ系。バイオリンのCoraは、バリバリのクラシックの演奏家で2-3日前にメンデルスゾーンのコンチェルトを演奏したとのこと。彼女のお父さんがアイルランドで有名なトラッドの演奏家でプロデューサーで、たしか名前がドーナル・ラニー。沖縄に数年前に住んでたとかで日本人の音楽家と結婚してるとかーー。また、バイオリンのAdrianはトラッド、同じバイオリン(実際にはヴィオラパートを演奏してもらった)のOlegは、ロシアン・ジプシーの名手。チェロのKateは、伝統的なものから現代までレパートリーが広い。アコーディオンのFrancescoはイタリア人だが、ジャズピアノや民族打楽器をこなすマルチプレイヤー、などなどといった感じでした。
この続きは、また明日ーー。
ゲーテ協会での練習風景
by mamorufujieda
| 2010-01-06 00:24
| Patterns of Plants