2011年 01月 25日
「耳をすまして」展が始まる |
1月22日から茨城県近代美術館にて「耳をすまして」展が始まりました。エントランスホールに今回のインスタレーション「宙づりのモノコード」を無事に設置。前回の京都芸術センターと違った天井高が12〜3メートルもあり、それだけ、モノコードが天空につながっている印象。ロバート・フラッドの図像ではないけれど、天国で天使が調律しているかのようなイメージにすこしだけ近づけたかもしれません。今回は、エントランスホールが大理石のフロアになっていたため、モノコードの重しであり、また、共鳴版でもある15センチ四方の鉄板をそのフロアにふれるかふれないかの微妙な位置に設置しました。すると、電動コイルからの振動と天井からのモノコードの揺れが相乗的に作用して、大理石をかすかに響かせる音が生みだされました。
2月6日に、この「宙づりのモノコード」のなかで「植物文様」のコンサートが開かれます。
茨城県近代美術館の入り口
天井から吊り下げられたモノコード。そのピアノ線に小さな磁石を付着させて振動の状態をみることができる。
大理石のフロアにインスタレーションされた「宙づりのモノコード」。全部で8枚の鉄板が吊り下げられている。
2月6日に、この「宙づりのモノコード」のなかで「植物文様」のコンサートが開かれます。
茨城県近代美術館の入り口
天井から吊り下げられたモノコード。そのピアノ線に小さな磁石を付着させて振動の状態をみることができる。
大理石のフロアにインスタレーションされた「宙づりのモノコード」。全部で8枚の鉄板が吊り下げられている。
by mamorufujieda
| 2011-01-25 17:43
| 展覧会